「だから、マリアに決めました!」

在園の保護者の方々に「聖マリア幼稚園を選ばれた理由」をお聞きしました!

7月

月主題:気持ちよく              ・保育日数 13日

月目標:

  • 友だちや保育者と思いを合わせて祈る。
  • 土、砂、水に親しむ。
  • 遊びたい友だちや、やりたいことがはっきりしてきて遊びが続くようになる。
  • 体を洗ったり、着替えたり、木陰で休んだりすることを快く感じる。

 一学期もあと20日を残すのみとなりました。保育日数の一番長い一学期ですが、保護者の方々には、あっという間だったかもしれません。新学期、潜った幼稚園の門の内では何が行われるのだろう、どんな風に幼児教育が進められているのか、我が子はしっかり馴染めるようになるのか、先生のお話をしっかり聴いているのか等々、ご心配はつきませんね。でも、降園時の顔を見ていただければ、また、様々な日々の教育を通して、特に花組さんにおいては保育(生活習慣)も通してのお子さんの成長は、「こんなことが出来るようになったの?」「そんなお話を聴いてきたの!」と驚きを隠せないことにも出会っておられるのではないかと思います。子どもたちの毎日は、友達の中で育ちあい、お互いがお互いをキャッチし合える刺激を受けて、時には手を取り合って喜び、時にはその手が喧嘩をする手に変わって叱られることになったり、楽しすぎて周りが見えなくなったり…。この集団の中での子どもたち自身が受け止められる各々の学年での育ちに、この一学期は、前年度や入園前も含めてまだまだ助走であり、自分が入園、進級をして初めて出会うことの多さにドギマギしながらも、みんなこの時期を有意義に過ごして、ここまでやってこられたのです。そこにはいつも楽しめる仲間がいて、遊具があって、外の遊びができる環境が整えられています。そして、お友達と思いを合わせて遊ぶことができるようになってきて、自分の気持ちも伝えられるようになってきたからなのです。自分の遊びたいことへの集中力と持続力も養われてきています。これは、遊びが続くからなのか、設定保育の中で様々なお話を聴ける態度が養われてきているからなのか、ルールがわかるようになってきたからなのか、各々が経験する集団があるからこその育ちなのです。また、今は、水(プール)という夏にはとっておきの媒体によって、より楽しく面白く過ごせています。ルールを守りながら行えることの気持ち良さ。体感としての気持ち良さ。体にも心にも気持ち良く過ごす為にはどうしたらよいのでしょう。そのことをみんなが真剣に考えてみることは、大人も子どもも大切なことではないでしょうか。誰かに不快感を与えていることは、なかなか自分では気がつかないものです。むしろ、自分を棚に上げ、相手をけなし、罵り、責任転嫁してしまう、そんな大人にはなって欲しくない。小さい時から穏やかな気持ちで過ごせるように、大人自身、自らの心に気がつくことから始めましょうね。